フクロモモンガと私

フクロモモンガを育てている台湾在住日本人留学生のブログ。フクロモモンガの可愛さと意外と身近な台湾のいろいろを紹介していきます。

生存率

生存率低いって言われてしまいました。

開眼して間もない冬瓜が02/01病院で生存率は低いですと告げられました。

実は台湾では旧暦でお正月を過ごすので普段は台湾の高雄というところにいるのですがそこには365日24時間見てくれるエキゾチックアニマルの病院がないのでパートナーの実家である台中という台湾の中部にあるところに来ています。昨日は台中にある大きな病院で診てもらったのですがこれだけ小さいのは難しい、と言われました。栄養剤とお薬を出してもらいました。そして先生がカルテに書いた文字は活存率低。日本語で生存率低が低い。とのこと。

病院では泣きませんでした。むしろそんなこと言われたら絶対守ってあげなければいけないと思いました。

今できること。それは温度管理をして少ない量を回数を多くミルクを与えること。これだけです。と言われました。

 

絶望感がすごいです。

病院again

こないだ木瓜が嘔吐を繰り返して病院送りになりましたが、あれから薬が効いたのか、ただのミルク飲みすぎだったのかすっかり元気になりました☺️ですが1/31、ふと一番小さい新入りの冬瓜が全くミルクを飲まないし下痢してるしぐったりしてる…やばい。病院again。

病院に着いたらすぐに見てもらえました、待ち時間ゼロ。先生に診察してもらうと状態は非常に危険。痩せすぎだし栄養失調で動けないし食欲もないと。12グラムになってました。この子ほんとにミルク飲まないんです。無理矢理飲ませても吐き出すし、3時間に一回0.5cc飲めるか飲まないか。先生には力尽くでも飲ませてくれと言われました。私の親指ほどしかない大きさなのに0.2ccの点滴を打たれているときは可哀想で、どうしてこんな小さいうちにペットショップに売り出してしまうのだろうか、といろいろ考えて涙が出そうでした。

 

木瓜の体調不良

昨日突然お昼におやつの果物もミルクをあげていたところ、私の彼が「木瓜が吐いた!」と大声で叫びました。私はミルクを喉に詰まらせちゃったかな?とあまり気にせず木瓜(約1歳の♂)の柵の近くへ行ってみると苦しそうに首を振って何度も吐いていました。

…これはまずい。直感でそう思いました。すぐに小さなケースにタオルを2枚入れてモモンガを入れました。私達は車を持っていないので基本バイクなのですが正直悩みました。振動とか風とか悪化しちゃうかなと…でもそんなことしてる間にもモモンガはずっと首を振って吐いています。クッションを敷いてプラケースをさらにカバンに入れ、彼がバイクを運転し、私が後ろでカバンを抱きながら病院へ行きました。幸運なことにも道路が空いていたのでバイクで7分ほどで病院につきました。

診察を待っている間、待合室にはうさぎやモモンガを連れた人が4人ほど。病院にはいるけれども万が一の事があったらとずっとプラケースの中のモモンガを見ていました。病院に着いた頃には吐いてる様子はなく、ずっとぼーっと私を見ていました。

診察が終わってお医者さんから薬を出してもらいました。診断結果は正直なところ分からない。ミルクを飲みすぎたのかもしれないし何か中毒を起こしたのかもしれないと。喉に詰まらさせたのならば繰り返し吐くことはまずないし、もしお腹に問題があるのならばこんなに元気がいいはずもない、便も嘔吐物も顕微鏡で見たが異常なし。とのことでした。1日薬を2回とブドウ糖の点滴がわりの液体をもらいました。2日間はお腹を休めるためにも薬と点滴以外の水、ミルク、食べ物は一切禁止でした。

あとは吐いていないか、下痢をしていないかなど経過を見るために西瓜(約1歳の♀)とゲージを2、3日分けて欲しいと言われました。

病院以降木瓜は吐いたり下痢したりはしていません。むしろ早く大きなゲージに戻せとばかりに騒いでいました。少しは安心しましたがなんせ台湾、もうすぐ旧正月で病院が閉まってしまうのです。何かあったらどうしようと心が休まりません。今回はいつも行っている病院が遠かったので違う病院に連れて行きましたがそこはエキゾチックアニマルや鳥、うさぎしか見ていない専門の病院で先生もすごく丁寧で良かったのでこれからはこちらに通うことにしました。

前の病院の方が安かったのですが命はお金に変えられません。診察とお薬代で2200円。

先日2匹の新しいモモンガ、絲瓜(開眼したて)と冬瓜(開眼したて)をお迎えして、ミルクを1缶買ってただでさえ金欠なのに💸なんて言ってられませんよね。

ベビーモモンガ✖️2のお世話でほとんど寝てません。常に私か彼が交代で24時間見ています。

2時間おきにミルクをあげていますが2時間経ってなくても欲しがればあげて、排泄を促してあげて湯たんぽのお湯を変えて本当に大変です。

もともと不眠症だった私の睡眠時間がまたガクンと減りました。(ここ2、3日合わせても5時間寝てるかな?くらい😅)

ただ小さい時は何があるか分からないしそして一番可愛い時期、成長がとても早いモモンガの日々の小さな成長を感じることができて幸せです。これはお金には変えられないからね☺️

もう少し大きくなったらまたバイトに時間を費やしてモモンガに不自由ない生活をさせてあげなくては💪あとは協力してくれてる彼に焼肉でもご馳走してあげたいな☺️

ただ今現在お財布の中がとても悲惨なので私は今からキャベツと卵を炒めてご飯にします。しばらくは質素なご飯が続くかな😅

ダイエットにもなるし節約にもなるし一石二鳥!

モモンガは飼いやすい?1

題名にある通り今日のテーマはモモンガは飼いやすいか?ですが、結論から言います。めちゃくちゃ飼いにくい!!!!(笑)もう本当に飼いにくいです、もし他の人にモモンガ飼いたいんだけどって相談されたら速攻で反対します(笑)じゃあなんで私はそんなモモンガを4匹も飼っているのか、またなんで飼いにくいならモモンガのブログなんかやってるんだって思う方もいるでしょう。私はモモンガを飼うのは簡単なことではないと思っています、ですがそれを越した魅力があるから、モモンガの飼育を手伝ってくれるパートナーがいるから、また飼育が難しいモモンガを私のブログを通して身近に感じて欲しい、そしてもし本当にモモンガを飼う決心ができたなら、その時はモモンガを笑顔で迎えて欲しいからです。

私は台湾に住んでいるので日本とはちょっと感覚も育て方も違うと思います。今日は台湾でモモンガを飼っている私が感じたメリット・デメリットを紹介します。

⭐️メリット⭐️

1.冬でも気候が暖かく温度管理がしやすい

これは台湾の中でも北と南では温度差が大きくて私は南の暖かいところに住んでいるので基本ヒーターなどは入れていません。夜でも20度を下回ることはないし、少し肌寒いなと思う時は湯たんぽを入れてあげるとでろーんと溶けて寝ています(笑)

2.医療費がやすい

日本のエキゾチックアニマルを見ている病院に行ったことがないので想像ですが日本の病院は高いイメージがあります、私は台湾で半年に一回モモンガを健康診断に連れて行っています。健康診断も2匹で2500円くらいだったかな?あとは下痢をして診てもらったときは1600円でした。安いですよね??(笑)ちなみにモモンガの去勢手術は5000円しないくらいだそうで…今のところ考えていませんがいずれは去勢するかしないか考えなきゃなぁ…と思っています。

3.モモンガを連れて行ける場所が多い

モモンガを連れてお出かけすることには賛否両論あると思いますが私は連れていく派です。もちろんミルクをあげなきゃいけない子もいるし、家に置いておくよりは側にいた方が安心するので…ちなみに台湾ではよくモモンガを連れて学校に行ったり会社に行くっていう話をよく聞きます。本当です(笑)私も大学に連れて行ってました。夜行性なので日中はポーチの中で寝てるし、中には犬を連れて学校に来ている人もいたのでまぁいいか(笑)と連れて行ってました。台湾の環境だとモモンガを飼いやすいかも知れないですね。

★デメリット★

1.エキゾチックアニマルを見てくれる病院が少ない

本当に少ないです。私はFacebookでモモンガの情報交換をするグループでモモンガを見てくれる病院の一覧を作りました。台湾の場所にもよりますが私が住んでいるところは4件ほどしかないです。

2.夏が暑すぎる

台湾バカ暑いです。(笑)クーラーは基本24時間つけっぱなしですね。電気代が夏になると3倍になります。(笑)

3.モモンガの飼育破棄が多い

すごく多いです。ネットに出るわ出るわ飼えなくなったからもらってください、年取ったからいらない、凶暴過ぎて手に負えない、世話が大変すぎるなど…本当に多いです。実際にモモンガは育て始めるのが小さければ小さいほど懐きます。自分のことをお母さんのように思ってくれます。(それもそれで毎回夜中に呼び起こされるわどこに行くにも付いてくるわで大変ですが可愛いですよ笑)ただ、大きくなってしまうと懐かせるのは本当に根気と時間がかかります。だから里親募集でも小さいモモンガが好まれてしまうんですよね。

 

メリットもデメリットもまだまだあるんですが全部書いたらきりがないのでこの辺にしておきます!

日本でモモンガを飼うメリット・デメリットも紹介するので書き上がるまで少々お待ちください☺️

自己紹介

はじめてのブログです!わたしがどうしてブログを始めようと思ったか、それは私が約1年前にフクロモモンガと出会ったからです。はじめてモモンガと出会い、一緒に生活していく中でこの子たちの可愛さと魅力を共有したい!と思い、約1年たった今ブログを開設することになりました☺️

⭐️簡単な自己紹介⭐️

1998年東北生まれ東北育ちの21歳、大学進学を機に台湾に正規留学、体調により1年休学しただ今大学2年生です。現在台湾で4匹のフクロモモンガを育てています。(もうすぐ1歳のペア、開眼2.3週間の♀開眼したての♂)

このブログを通してフクロモモンガの魅力をたくさん伝えられるように頑張ります☺️

 

⭐️我が家のモモンガの紹介⭐️

約1歳♀西瓜 xī guā

中国語でスイカを意味します。この子は私がはじめて出会ったモモンガです、ベタ慣れで服の中に潜り込むと出てきません。

約1歳♂木瓜 mù guā 

中国語でパパイヤを意味します。感情を思いのまま表現する子で初対面の人にも飛び移り全く人見知りしません。

開眼2.3週間♀絲瓜 sī guā

中国語でウリ(瓜)を意味します。お迎えしたのが2019/01/28とまだ日にちが経ってないのですが、とてもよく暴れる子です(笑)

開眼したて♂冬瓜 dōng guā

中国語でとうがん(冬瓜)を意味します。

ほんっとうに小さくて私の親指と全く同じ大きさです。2、3時間おきの授乳でこれから寝不足の日々が続きそうです(笑)

この可愛い4匹の成長を記録して行きたいと思います☺️需要があれば台湾関連の記事も書けたらな…なんて(笑)

 

なお現在私自身学生であり、開眼した離乳前の赤ちゃん2匹を人工保育で育てているのでもしかしたらブログの更新度に差があるかも知れません。ご了承ください。